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信州は蚕都,上田

さてさて.
いよいよ秋も深まり紅葉の季節でございます.


去る11/3-4に自然地理学のゼミで上田市へと行ってまいりました.
初日は塩田平で伝承や植生.ため池の様子などを観察し,2日目に菅平で植生や露頭を観察する日程です.
たまにはお仕事(?)のお話も書きましょうということで,鉄道からは離れたお話です.

多摩組はドクターの先輩と私の2人.朝7:00に立川駅集合です.
というわけで,目覚めの1枚.実習関係ないですけどw(さっき鉄道関係ないって言ったばっかやんw)
P1000803.jpg
5番線から発車する立川始発の青梅線方面の武蔵五日市行き.6両なのでなんか短いw
ところで,これはどうやって5番線に進入させたのかが気になるところですね.中央上り→引き込み線→下りなのか,それとも上り線から直接進入させたのか………


で,場面はいきなり飛んで長野大学裏手にある老松の巨木の切株の写真.
P1000805.jpg
いまでは切株となっていますが,かつては写真のような立派な松だったそうな.
その松が,新規住民の流入や気質の変化に伴う信仰心の変化によって顧みられることなく伐採されることになったものの,集落の裏山にあるこの山はかつて村の社があり,合祀された現在でも小さな祠が残るなどかつてより集落という共同体の象徴であったこの木をただ伐採されるのは忍びないと,左手の男性(村山隆さん:ヤマンバの会事務局長)が保存活動を行ったとのことです.
集落の象徴としての意味合いが薄れた今では,隣接する上田女子短期大学付属幼稚園の遊び場としてもっぱら活用されているそうで,切株の保存にも幼稚園生がだいぶ貢献してくれたとのことでした.
P1000806.jpg
山自体は写真のようにマツやクヌギが多いとても日当たりのいい所でして,幼稚園生が遊ぶにはとてもいい,大学生(少なくとも地理の)が遊んでも1日は楽しめるとてもいい裏山でした.都会のせせこましい幼稚園で育った私としては羨ましい限りです.
時々聞こえる,近くを走る別所線の東洋GTOが気になって仕方がありませんでしたw

P1000808.jpg
別の山に移動しまして,さてこれはなんでしょう?
これは第二次世界大戦末期に旧日本軍が,ドイツでの研究をもとに,航空機用燃料を精製する目的で松ヤニを採取した痕なんだそうです.
この木の周辺にはこのように樹皮が削られた気が何本も残っており,上の写真のようにノミを入れてしっかり削ったものや
P1000810.jpg
この写真のように(見にくいですが),のこぎりか何かで削っただけのものなどさまざまな形が見られます.
P1000811.jpg
驚いたのは,この写真のようにいまだにヤニが出ていること.かつては1日で一斗缶1杯分が取れたとのことですが,木の生命力を感じるとともに,ここまでしないと飛行機を飛ばせない状況にあった当時の情勢などが頭に浮かんできました.
P1000807.jpg
上田市は文化遺産として看板を設置したそうで,生物が戦争遺跡として登録された事例はなかなか珍しかったと思います.
ちなみにこの時のニュースがこちら

写真は撮っておりませんが,生島足島神社の奥宮やその周囲のアカマツの森もまた日当たりのいいきれいな森でした.
ちなみに生島足島神社にも御柱祭があり,諏訪ではモミの木を使うのに対し,こちらでは赤松を使うという違いがあるそうです.もともとの植生の違いが反映されているのでしょう.とても興味深い差異です.

昼食後は長野県で2番目に大きいという巨木,「大六のケヤキ」に.ちなみにケヤキでは2番目に大きいそうで.
P1000813.jpg
かなり昔からある巨木らしく,根元には小さな祠が.どこの集落でも巨木に対する信仰は変わりがありません.
P1000815.jpg
脇には長野らしくリンゴが実っていました.赤々と美味しそうですね.
P1000817.jpg
このあたりの石はこのように多孔質の火山岩でした.安山岩か玄武岩かなどは成分分析をしたわけではないですし,専門家ではないので見ただけでわかる,というわけではないので詳細は分かりません.
ただ,どうやら浅間山由来のものではないかということです.

その後は塩田平を一望できる高台へ.
塩田平は年間降水量が800~900mlと大変に少なく,ため池が非常に多いのが特徴的.それを一望しよう,というわけだったんですが…………
P1000823.jpg
展望台には付き物の望遠鏡(ここはタダ)でこんなことをしてるどうしようもないやつが1名w
下之郷駅が大変よく見えますw
せっかくですから別所温泉寄りの曲線を曲がるところを撮れればよかったのですが,解説や質疑応答で撮り逃してしまいました.
ちなみに塩田平を一望したこんな感じ
P1000822.jpg
P1000825.jpg
肝心のため池は上の写真の左手にしか写っていませんが,航空写真を見てもらうとため池が非常に多いことがわかろうと思います.
ため池は稲作のみならず,養鯉場としても活用され,貴重なタンパク源となったようで.

このあたりから寒くなってきて写真の枚数が減り始めますw
P1000830.jpg
P1000829.jpg
これは長野県各所で伝わる「小泉小太郎」伝説の舞台地,鞍淵.小泉小太郎伝説についてはぐーぐる大先生にお伺いした方が早いのでそちらにてご参照を.
先ほどの掌の上の岩石と見た目などが異なります.ここの地質図によるとひん岩地質にあたるようです.確かに硬く締まった感触がしましたが,寒かったのでさっさと車の中に.
ここでは,むしろ巨石に対する信仰の話がメインでしたがここに来る途中の怪しげな鳥居と巨石の写真を撮ってませんで………(撮ったら撮ったで……な感じ)

この日の最後に独鈷山の写真をば.山体が仏具の独鈷に似ているために名づけられたらしい独鈷山.独特の山体ですね.
八木沢まいさんがおっしゃられるようにこれと別所線を絡めて撮るのも………(その前にまともなカメラを買え)
P1000832.jpg

なお,菅平のセミナーハウスに入った後は教授も交えてバカ騒ぎに講じた模様.主な議題は(以下検閲不許可)

2日目の記事を書き上げるのはいつになるのでしょうねw
<杏雀堂>
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Author:杏雀堂
〈杏雀堂〉
東京都は日野台地に住む,院生という名のニート予備軍.
生まれ変わるならめぞん一刻の四谷さんになりたい.205系に狂った可哀そうな人.

〈なま酢〉
杏雀堂の後輩.マイペース.205系には特に思い入れは無い模様.


杏雀堂のblogになま酢が一枚かみ始めたので,当分は共同管理状態.領土問題には発展せず.

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