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井川線貸し切り列車の旅

去る9/1,酢の後輩が大井川鐵道井川線で貸し切り列車の旅を企画したというので,行っ(連行され)てきました.

今回の旅行,大井川鐵道様の全面的なご協力により通常ではありえないほどの内容盛りだくさんの行程となりました.この記事においては通常ありえないほど列車から近い写真,明らかに線路内から撮影した写真がありますが,これは大井川鐵道様のご好意によって撮影させていただいたものです.そのため許可が下りていない状況では撮影できない構図の写真もあるということをご承知おきの上ご覧ください.

当日はあいにくの空模様となりましたが,無事に決行と相成りました.
まずは,機関車を川根両国から回送するため,定期の回送列車と併結して重連で来るというのでこれのお迎えに行きます.ちょうど歩道沿いに俯瞰できるポイントがあったのでそこで狙うことにしました.
DSC_0041.jpg
緑の回廊を通っていくようで実に趣があるなあ……

千頭駅に戻る途中の歩道橋で定期列車をパチり.
DSC_0071.jpg
先頭に制御車を連結し
DSC_0082.jpg
そして,最後尾に機関車を連結し山を登っていく………
これが通常の編成です.

で,今回の編成.(酢のiphoneで撮影)
IMG_0827.jpg
どういうわけか機関車が先頭ですねw
なぜか.写真にも見えるとおり,最後尾にトキを連結しているためです.
貨車が旅客列車に混結されることは通常ありえない(らしい)ので,これは極めて異例の編成だそうです.

ちなみに貨車は
DSC_0157目線
主催者様の三脚(割と重かった)と全員分のお茶のみの積載でした.天気がよければ全員の荷物も積めたのでしょうが,仕方ありません.欲を言えば私も荷物()になってみたかったのですが,これは許可されることはなかったでしょう(

雨雲でしっとりとした雰囲気が良く似合います.
DSC_0164.jpg
DSC_0154.jpg

奥泉駅からは定期列車の後ろに併結するため,
DSC_0177.jpg
DSC_0193-1.jpg
入換をした結果,
DSC_0213-1.jpg
編成中間に機関車重連が組み込まれるという変態編成になったり,
DSC_0252.jpg
アプト区間では機関車がなんと重連に!
つまり,アプト区間では11両編成中機関車が4両も連結されることとなり,迫力満点の登坂でした!

アプトいちしろ駅では,アプト式特有のピニオンを避けるために特殊な形状をした分岐器を初めて見ることができました.
DSC_0269-1.jpg
複雑な分岐器で,理解するのに一瞬の時間を要してしまいましたw

乗った場所が機関車の直後でしたので,エンジンの音や排気ガスのにおい,振動が体に直接響いてくるような,そんな感覚にとらわれました.
DSC_0139.jpg
山を登っていく機関車は不思議なかっこよさに満ちていました.

トンネルの前方を照らすヘッドライトの明かり.
DSC_0025-2.jpg
真っ暗な急坂でも機関車がどんどん上っていく様は圧巻でした.

ダム湖に沈んだ旧線も見ることができました.
DSC_0001-3.jpg
かつてはどのような風景の中を走っていたのでしょうか………….

終点の井川では到着後すぐに入換が行われました.
DSC_0033.jpg
荷重の都合上,貨車を最後尾にしなければならないため,複雑な入換でした.

DSC_0045.jpg
この角度で見ると東欧かどっかの軽便鉄道に乗ってきたって言っても信じてもらえるかもしれませんw
そのくらい,日本っぽくない車両形状だと思います.

帰りはうって変わって貨車のすぐ前.
DSC_0059.jpg
途中から降り始めた雨が貨車の床面に光を反射して,不思議な色彩を見せてくれます.
DSC_0061.jpg
行きとは違い,滑るように坂を下りていく我が列車.

軽すぎて跳ね回る貨車の挙動を動画にてお楽しみください.

帰りには両国車両区の見学もさせてもらうことができました.車両区長さん直々の解説までしていただき,本当に感謝の念に堪えません!

ATSが搭載できないことから車庫で入換用に使用されているDB1形機関車.
DSC_0122.jpg
小さいころに読んだ「ちいさいあかいきかんしゃ」という絵本を思い出して,遠い記憶の中の存在が今こうして目の前にあることに胸が熱くなりました.
運転席は鉄道車両というよりも機械の操縦席そのもの!
DSC_0127.jpg
機械式ディーゼル機関車とのことで,クラッチを踏んでギアチェンジをするという,鉄道の世界では今ではもうほとんど見られない操作を要する機関車だそうです.ちなみに動力伝達はなんとチェーン!エンジンがかかっているところをぜひとも見てみたいですねw

大井川本線と井川線の車両をやり取りする際に使用されるcワフ
DSC_0119.jpg
なるほど,連結器の高さが違うのがよくわかります.

工場の中は長年使用されてきた重厚感にあふれていました.
DSC_0133.jpg
DSC_0132.jpg
DSC_0142-1.jpg
きっとここで直せないものはもうどこでも直せないんじゃないか?と思ってしまうような静かな凄みを感じます.

検修建屋内で休んでいたDD20の2両
DSC_0141.jpg
個人的には205に引いて欲しかったですねwwwwwwww

ここの入換をしてみたいなあという衝動に駆られました.
DSC_0144.jpg
どんな車庫でも入換作業をしてみたいと思うこの悪癖(

安全第一のレリーフ
DSC_0147-1.jpg
何事も安全が第一です.

雨にぬれるポイント
DSC_0149.jpg
ゲージストラットという軌間を保持するための突っ張り棒がなんと木製です.


終点の千頭駅に無事定刻通りに到着し,今回の旅は終了となりました.

最後に貨車だけ川根両国へと回送するというので,最初に定期列車を撮影したポイントで待ち構えることにしました.
DSC_0158-1.jpg
DSC_0161.jpg

こうして,夢のような貸し切り旅行は終了しました.この企画し,お誘いいただいた幹事様とすばらしいサービスで楽しませていただいた大井川鐵道様に大いなる感謝の意を申し上げます.
この翌日である9/2に尾盛~閑蔵間で土砂崩れが発生し,まさにタッチの差で我々は被害を受けることなくこの旅行を終了することができました.天運に感謝するとともに,日々の安全と職員の皆様のご無事,一刻も早い運行の再開をお祈り申し上げます.

<杏雀堂>
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テーマ : 鉄道
ジャンル : 趣味・実用

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Author:杏雀堂
〈杏雀堂〉
東京都は日野台地に住む,院生という名のニート予備軍.
生まれ変わるならめぞん一刻の四谷さんになりたい.205系に狂った可哀そうな人.

〈なま酢〉
杏雀堂の後輩.マイペース.205系には特に思い入れは無い模様.


杏雀堂のblogになま酢が一枚かみ始めたので,当分は共同管理状態.領土問題には発展せず.

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